東京からの四国旅行でしたが、テレビで紹介された3年とらふぐが気になって大鳴門橋を渡り、淡路島のホテルアナガにお世話になりました。淡路島随一のリゾートホテルという評判に違わず、本当に楽しい時間を過ごすことができました。お部屋は新しくは無いものの高級感があり、特に浴槽、シャワーの水圧の高さは圧巻でした。期待していた夕食のとらふぐ美食鍋コースはどれもとても美味で、特にふぐちり鍋は量も多く、鍋好きの主人が頑張ってやっと完食しました。また、フロント、レストランの若手スタッフの明るく親切な気持ち良い接客に、とても好感を持ちました。ありがとうございました。

数年ぶりの滞在でしたが、お食事も、お部屋も、建物も、周りの環境も、そして何よりホスピタリティが素晴らしいホテルです。30年近く前に初めて伺った時、同行者に「ここはRelais & Chateaux加盟ホテルでイサムノグチのお弟子さんの設計なんだよ。」と教えて貰い何でイサムノグチ？と思いましたが、設計者の江藤暢英氏は陶芸家としてイサムノグチに師事した後に建築を学ばれてこちらのホテルや、大阪万博のサンヨー館(人間洗濯機が展示されていた）にしむら珈琲の北野坂店などを手がけられた方とのこと。全室オーシャンビューの美しい建物は、時代を超えて愛される名建築なんだなぁと改めて思いました。当時、どんな高級ホテルでもユニットバスが主流だった時代にスタンダードルームでもお風呂は洗い場が付いていてチェックインは16時、チェックアウトは14時、デザートワゴンはお好きなものをお好きなだけという今では考えられないサービスでした。色々変わりましたが、美しい眺めと静けさ「ラグジュアリーの本質」は変わっていません。今回初めて夕食は和食（しゃぶしゃぶ）を頂きましたがお肉の質が良く、量も多くて大満足でした。お野菜の追加が可能か聞いたところ、気持ちよく対応して頂いて感謝しています。朝食もすべて美味しくて完食しました。(窓辺から見える水仙の花の佇まいも可憐でした。）二階のスペースに飾られているおひな様も素敵でした。チェックアウト時に、支配人の方がわざわざ挨拶に来られてこれにも驚きました。(5，6年ぶりだったのに！）日頃から丁寧に気を配っていらっしゃるのだと思います。いろんな事に感動しながら帰ってきました。また必ず伺います。有り難うございました。